2007年11月22日 (木)
脚本家
「ちりとてちん」キャスティングの謎について。
R指定のつくような映画で、
一年の半分はやくざをやってる、
名前は決してわからない、
っが、顔みたことあんのよねぇ、あの俳優さん、
ってすれ違いざま言われるわたくしが、
何故に、なな何故にNHK朝のテレビ小説のヒロイン父役になりしか、
1 京本政樹と激しいオーディションに競り勝った
2 京本政樹と共に脚本家に指名された
3 NHKが誰かと間違えた
答えは 3もありそうだけど2。
脚本家 藤本有紀さんにご指名されました。
京本さんは以前ご一緒されたことがおありなんすが、
あちきは初対面でしてね。仕事ももちろん初。
そんなあっしをキャスティングして、
な、なんでこんなに僕のことご存知な訳ってな台本。
っていうか、藤本さんの脚本の完成度の高さは、
新幹線の車内に顕れていますよ。
つまり、僕ら大阪NHKで新しい台本もらう訳ね、
それを車内で初見する訳さ、
京都過ぎたあたりでムフフってな笑い、
米原あたりでグワハッって声が出て隣のサラリーマンに睨まれ、
何故か名古屋を過ぎた辺りで、確実に涙が頬を伝ってんの。
毎回そうなんだから、共演者みんなね。
でもでもでも、写真に注目!
もう先月放送された分だけど、この台本ヒドクな~い?
(延々と円周率を唱えている)
活字にすると十二文字。
小次郎が「円周率100桁まで言えるって自慢しよったなぁ」
って前振りがあるってことは100桁っすねぇ、延々とって。
でもみんな落語必死で覚えてんだから、俺ごときがっ、
って思ったけど、ちとくるしかったねぇ、いまだに頭離れない。
その藤本さん、ロングヘアーのスゲー美女、いやほんと。
最初の小浜ロケで呑んだのね、一緒に。
いやあ、呑む呑む呑む、日本酒、呑む。
俺も調子こいて呑む呑む。
「すんまひぇ~ん、冷酒もう一ぷあ~いい」
「ごめんなさい、当店、日本酒がすべて無くなりました」
藤本さん、台本執筆、お忙しいでしょうが、
キャスト一同、谷町四丁目辺りでお待ちしております。
ういっす。
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コメント
このシーン、思い出すと涙が出てきます。京本さんと松重さんの表情が、ものすごく良かったです。
完成度の高い脚本を役者さんが完成してくれて、お茶の間では笑って泣かされました。
正典&小次郎兄弟はご指名ってことは、あてがきなんですね。この人しか考えられない、これだけは譲れない!ってことですね。
あぁ~、今日もすてきなお話、ありがとうございました。
投稿: さんぞう | 2007年11月22日 (木) 00時18分
円周率、未だ頭から離れないって、凄いです!!
それだけ、努力されたのでしょうねぇ。ウルウルっ。
お店の日本酒が無くなってしまう程、飲まれたって事は、皆さん翌日、大丈夫だったのでしょうか?ウルウルっ。(笑)
投稿: 海賊 | 2007年11月22日 (木) 01時14分
巷で話題の(?)円周率のシーンですね。
シビレましたよ~。
「ちりとてちん」のHPで裏話を知って、さらにシビレましたよ~。
藤本さんは次の「機会」を虎視眈々と狙っているとかいないとか・・・。
松重さん、次に「くるしいこと」があっても頑張って乗り越えてくださいね(笑)。
しかし・・・一軒呑み潰しちゃったんですか、お店。
うぅ、まぁ、北陸のお酒が旨かったということで、北陸に住まうものとしては嬉しい限りです・・・ということに。
投稿: のざる | 2007年11月22日 (木) 01時32分
>ってすれ違いざま言われるわたくしが、
こんな事、言われてるんですか~?
でもちょっと前までは、私もそんな風だったかも…
新参者なもんで…((((・_・)スミマセン
しかしNHKで全国区ですよ! ウンウン(。。)
「藤本さんの脚本の完成度の高さ」は
毎朝(時には昼時にも) 茶の間で拝見しております。
役者さんて、脚本の中でどんだけその役を膨らめてくか…という感じがするんです。
なんだかんだ言っても、脚本の枠を超えちゃうと
違う「人」になっちゃうというか…
でも、今回のちりとてちんは脚本と役者さんの相乗効果を感じます。脚本の中でも どんどん「役」が動き出していく感じ←生きてるって事ですかね~(^^)
生意気言ってすみませんでした(´ヘ`;)
とにかく毎日楽しんでいるし、楽しみにしています。
>「ごめんなさい、当店、日本酒がすべて無くなりました」
わはは~ 楽しい“呑み”だったんですね♪
翌日は大丈夫だったんでしょうか…?
私は日本酒が怖いです(笑) 控えてます…。
投稿: アキ | 2007年11月22日 (木) 08時05分
円周率、絶対に一生覚えそうにないものでも
こんな形でおとーちゃんに降りかかってきたのですね。笑
藤本さんの脚本は、本当に毎回素晴らしいと
毎日感嘆しています。
役者さんの良い味を引き出す魔法をかけていらっしゃる・・・
あ、でもどんな役でもこなしてしまう素晴らしい役者さんがあってこそ、
この素敵な脚本が生きているのでしょうね^^
私もそんな役者になります。
投稿: あんみつ娘 | 2007年11月22日 (木) 08時06分
へぇ~ 初対面で初仕事
そんなこともあるんだね。チョット意外な気がします。
よほど気になる存在になっていたんでしょうね^^7
きっかけがわかって良かったです。
ありがとうございました。
投稿: せいじ | 2007年11月22日 (木) 08時16分
で、たまたまだろうけど、今日の中で、
鋭い目ぇしてうろうろしとる。
塗りばし職人さんというより、マタギ 撃たれそうな気がする
これにはコーヒー噴き出して大笑いしてしまった^^
投稿: せいじ | 2007年11月22日 (木) 08時23分
京本さんと松重さんを兄弟で指名買いとは。
加えて、美女でウワバミとは。
凄いぜ藤本さん。
素敵な裏話をありがとうございます。
投稿: 越鳥 | 2007年11月22日 (木) 09時40分
脚本家、藤本さんとの裏話、とても興味深かったです。
今後の展開も楽しみにしています。
先日、「やじきた道中 てれすこ」見てきました。
楽しくて大笑いしてきました~。子狸ちゃんの活躍かわいくて、
微笑ましかったです。それにしてもおしり痛そうだったなぁ・・・。
投稿: まつり | 2007年11月22日 (木) 11時14分
ヤクザだったりマタギだったり 俳優さんは大変ですね(´Д`)
毎日楽しくみています
風邪等ひかないで頑張ってください!
投稿: えいこ | 2007年11月22日 (木) 11時45分
NHKのHPで、松重さんの円周率100桁エピソードを知り、感動しました。
毎朝夕食時に「ちりとてちん」を、観ております。
笑ったり泣いたりと親子で楽しめ、我が子の成長を見守ることの大変さを、喜代美ちゃんのご両親の心境と重ねております。
これからも、応援しております。
投稿: みかん | 2007年11月22日 (木) 12時25分
円周率の暗記、ほんと大変だったでしょうね!
円周率の覚え難さには到底及びませんが、私も世界史のテスト勉強でなかなか覚えられなくて必死で暗記した人名「マルクス・アウレリウス・アントニヌス」、未だに覚えてます。(何で有名な人かは忘れましたが。)
ちりとて、めちゃくちゃ面白いしウルっと来る場面も多々あり、素人ながらも素晴らしい脚本だなぁ~と思っておりました。
しか~も、スゴイ美人さんだとか!ますますお酒が美味く感じられたでしょうね♪
投稿: 京みやこ | 2007年11月22日 (木) 12時34分
初めまして。
あの円周率を一から暗記されたとは驚きです。
私もあのシーンには泣きました。
今日のマタギはおかしかったです(^▽^)。
雀のお松さんの顔まねに吹き出しました。
ちりとてちん、益々楽しみです。
投稿: ちりとてまん | 2007年11月22日 (木) 13時44分
はじめまして!第1話から欠かさず、最低、どのお話も2回は観ています!(BS7:30と土曜日の9:30。)
毎日、泣いて笑って、忙しいです。楽しいです。感動して泣くのも、面白くて笑うのも、快感!特に、毎週、土曜日にクライマックスが来て、大泣きなのです。「ああ、今日は仕事がお休みでよかった!化粧を気にせず泣ける!!」と土曜日は嬉しいです。
円周率、松重さんの滑らかな口調にはただただ驚嘆し、あのシーンも泣けたのですが、公式ページのエピを読んで、更に感動!で、「次にフランス語の詩の暗唱が松重さんに行ったら、私のせいです」という遠藤Pのコメントに、「???」。暫くしたら、BGMにシャンソンが流れましたね!!これもヤラれました!!
本当にニクイ朝ドラです。もう1/3も過ぎたのかと思うと、悲しい(早)。
投稿: ぽぷりん | 2007年11月22日 (木) 14時51分
じゃあ私は①でファイナルアンサー!(②だと言っておろうが)
すれ違いざま>
はっはっは(笑いごとじゃない)
松さんを好きになると「女性としてそれはどうなの?」という挙動不審な行動が増えます。
Vシネに妙に詳しい
銃撃戦・流血・レイパーが日常風景(慣れてきてる自分が怖い)
グループ魂の「竹内力」を熱唱。「竹内力!哀川翔!大杉漣!」
ツタヤで「任侠・バイオレンス」と書かれた棚に直行するように
気がついたら松重豊だけじゃなく遠藤憲一・寺島進・白竜・松田賢二・北村一輝・村上淳・田口トモロヲとかも大変好きだった
ある意味Vシネってコメディと紙一重だと思う(違)
何でも野球に例えようとするおじさんのように、「組が・・」「組織が・・」「縄張りが・・」と何でも極道に例えようとする
合言葉は「仁義」
・・・・・・・・・・。
困ります。どうしたらいいですか(知らん)
円周率暗記>
役者って大変ですよねぇ、ホンに書いてあれば何でもやらなきゃいけないんだもの。
(フランス語を流暢に話す)
(楽器を演奏する)
(プロダンサーばりにかっこよく踊る)
(飛ぶ)←いくらなんでもこれはない。
書くほうはわずか一行だけど、やるほうは大変なのよぉおお!とある役者さんが話していました。
や、でも、飛べと言われれば鳥人間コンテストでも何でも飛んでみせるのが役者魂なのかもしれません(無茶)
で、マタギ(笑)
ヤーだとか顔怖いとか・・・言われ放題。
松重さんに合わせるとほかの出演者が見切れ、ほかの出演者に合わせると一人だけ見切れている松重さんが好きです(笑)
長文御免!
投稿: ヨシユキ | 2007年11月22日 (木) 16時04分
松重さん、こんにちは。
円周率の件は、NHKのホームページで知り、1日4個ずつ1ヶ月で覚えたと書いてあり、感動しました。
わたしが俳優だったら、30桁くらいまでしか覚えませんね。でも、意見として、「しほりさんとフランス語を喋りながらの妄想シーンなど入れてほしい」と勝手に書いてしまいました。現実になったら???
わたしは土曜日にBSで一気に1週間みるのです。
あははと笑ってみてますが、必ず我慢してもたまらずに泣いてしまいます。藤本さんというのはベテランの脚本家のかたなのでしょうか。毎週、なんていい台詞とうまい構成かと尊敬の念を抱いています。一緒に日本酒のみたいです。勝つ自信、あるかも??
松重さんの台本ですが、ご自分の台詞にピンクの蛍光ペンでしるしが!いつもこうなんですか?何故にピンクの蛍光ペン?うふ、かーいーですね。
それと松重さんの言葉が移ってきて、自分のブログで~っすか、~なのよね、など書いてしまいます。
あちきも書きそうになります。わたしねーおじいちゃんとおとうちゃんの和解っていうんですか、そういうシーンを後半みたいです。お父ちゃんの箸作りのことも藤本さんにはきちっと書いてほしいです。夢か現実かわからない世界で、2人が会ってわかりあう、
そういうシーンをみたいんですけど。入れたら野暮に
なるのかな。松重さんのことは特に追っかけてませんでしたが、最初テレビで拝見したとき、ビビビときまして、ばっちりお名前を覚えました。40代半ばって男がこれから光っていく年齢ですよねーこれからの松重さんが楽しみでたまりません。このちりとての影響で来る役も変わると予想されます。俳優松重豊がどのようにこれから変化(へんげ)してゆかれるのか、実に楽しみです。かっけー松重さん!
投稿: 葉陽(ようよう) | 2007年11月22日 (木) 16時05分
役者さんって、ホントに大変なお仕事ですね。
円周率を覚えながらも、映画の台詞を頭に入れて・・・ 西へ東へ飛んで行く~。
以前、故夏目雅子さんが「キャスティングしてくれる限り 女優を辞めない」とおっしゃっていたのを、聞いた事が
あります。
ある時はやくざ、またある時はお父ちゃん、そして歴史上 の人物・・・松重さんの七変化、これからも楽しみにして
います。
投稿: 美穂 | 2007年11月22日 (木) 21時18分
はじめまして、新参者です。
たぶん松重さんを見たのは「拝啓父上様」が始めてで、
「ちりとてちん」にハマってから、
やっと、ちゃんとお名前を知りました(苦笑)
そして流れ着いたのがこのブログ・・・。
いやはや・・・正直、こんな方だとは・・・!笑。
なんかあれです、とてもイメージとかけ離れてて、
すごくおちゃめな感じの方なんですね( ω )笑。
円周率のあのシーンは私も好きです。
すごくじーんときました・・・w
この2人が兄弟なんだなぁ、と変に?納得しました。
明日からも「ちりとて」たのしみに見ていきますww
あ、ちなみにですが、私は高校生です。
松重さんふぁんとしては、
私は結構若いのではないかと自負してます笑。
高校生にも松重さんの魅力はわかりますー。ふふ。
投稿: ととぼ | 2007年11月22日 (木) 21時53分
こういう『とりとてちん裏話』って、何だか得した感じで嬉しいです!
今はだいたい何週目あたりを撮影されているのでしょうか?視聴者の私達も毎日毎週楽しみに拝見しておりますが、演じられている役者さん達も、もしかしたら私達と同じように楽しみに台本を待っておられるのかも知れないですね。でも演じないといけないので、私達より遥かに大変ですよね…。
先週は貫地谷しほりちゃん・佐藤めぐみちゃん・青木崇高さんの福井ロケがありましたが、また和田一家の皆さんがロケで小浜に里帰りしてくれるのを楽しみに待っております!
投稿: ひろすけ | 2007年11月23日 (金) 00時44分
ドラマ、いつも楽しく拝見させていただいております。松重さんの父親の愛情あふれた目線、演技ステキです。笑ったり泣いたり感動したり忙しいです。
円周率
それは運命学上、チャンスですね。
ドラマの神様に試されましたね。
今以上の仕事に耐えられるのかと、
乗り越えた松重豊さんは上げ潮かもしれまん。
これからも益々のご活躍、応援させていただきます。
投稿: あんこ姫 | 2007年11月23日 (金) 10時54分
松重さんのブログと関係なくて、すみません。
今朝見て、びっくり!
昨日、私が書き込みさせていただいたコメントの投稿主が、「ちりとてまん」さんになっています。
14:51の投稿は私が書いたものではなく、別のかたのものです。
訂正していただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
投稿: ぽぷりん | 2007年11月23日 (金) 14時59分
連続投稿、申し訳ございません!!
11/23, 14:59の私(=ぽぷりん)の投稿、今度は、投稿主があんこ姫さんになっております…。
システムの不具合でしょうか…。
本当に何度も申し訳ございません。
ぽぷりんより
投稿: ぽぷりん | 2007年11月23日 (金) 15時01分
ぽぷりん様
もしかしたら、お名前の下に書いてある記事がその方の文のように思われたのではないかと思うのですが、
こちらのブログの形式では、書いた文章の下に投稿者のお名前が出るようになっています。
ぽぷりんさんの書いた文にはぽぷりんさんの名前が出ていますので、ご安心いただいて大丈夫だと思います。(^^)
投稿: さんぞう | 2007年11月23日 (金) 15時49分
>さんぞうさま
あ、本当です!!ありがとうございます!!
おっちょこちょいで申し訳ございませんでした。
お騒がせしまして、申し訳ございませんでした。
(糸子さんを「おっちょこちょい」とは言えないです(滝汗)。)
投稿: ぽぷりん | 2007年11月23日 (金) 18時52分
ほんとその緻密なお話のつながり
感心しております。
ああ、あのエピソードがこうつながってんのね。
そして出演されているみなさんがこのお話を愛されているんでしょうね。
それがきっと素敵なドラマになっているのだと思います。
名古屋あたりで涙・・・ってことはそのあたりが週末のお話ですね。
先月大阪へ行った時、NHKへ「ちりとてちん」の収録の様子を見ようと行ったのですが、なんと休館日!
ぐわぁ~ん!
投稿: ころた | 2007年11月24日 (土) 10時09分